アッサラーム・アレイコム
アラブ料理のレシピをお届けします♪
アラブ料理研究家のファラウラです。
オルアースは、エジプト料理で里芋(タロイモ)と小松菜のスープ。
オルアースはアラビア語のエジプト方言で、本来の読み方はコルカース。里芋(タロイモ)という意味です。
現地では小松菜の葉っぱの部分のみで作りますが、ここでは茎の部分もくまなく使って作ります。
小松菜メインと思いきや、料理名にもあるように、あくまでも【里芋】が主役。
エジプト・アレキサンドリアのオルアースは、里芋をトマトで煮込む料理になります。
エジプトで見た里芋は日本の物よりも大きくて、中身が少しピンクがかったものをよく見ました。
牛肉と一緒に煮込む場合もあります。
見た目は地味ですが、優しくてほっこりした味わいのスープ、かつてアラブカフェで出していた時に、「このスープ、本当に美味しくて作り方を知りたい」と多くの方に言って頂きました。
ぜひ試してみて欲しい一品です。
シャーレイヤごはん(エジプトのパスタ入りごはん)と一緒に食べると美味しいのでぜひ一緒に作ってみて下さい。
シャーレイヤごはんのレシピはこちら↓

材料
小松菜 1袋
里芋 4~5個(約250g)
バター 大1
にんにく 2片
コリアンダーパウダー 大1
玉ねぎ 1/2個
バター 大1
小松菜汁 + 水 600ml
コンソメ 2個
作り方
- 小松菜をよく洗い、ざく切りにして、ミキサーに1カップの水(分量外)を入れてよくまわす。
- 1をボウルの上にザルを置き、小松菜のかすと水分に分ける。
- かすに残っている水分をヘラなどでよく押さえつけ、出来るだけ水分をなくす。
- フライパンに、バター(大1)、にんにくみじん切り、コリアンダーパウダーを入れて炒め、3の小松菜のカスを入れて黒っぽくなるまでしっかり炒める。
- 里芋は1.5㎝角に切る。
- お鍋にバター(大1)を熱し、玉ねぎのみじん切りに塩ひとつまみ(分量外)をしてよく炒め、小松菜の汁と水を合わせたもの600ml、コンソメを入れて沸かし、5を入れて、里芋が柔らかくなるまで30分~煮込む。
- 6に、4で炒めたものを入れ、さっと煮込む。
ザルでかすと水分にわける ヘラで押さえて水分を切ったかす
このくらい黒くなるまで炒める 里芋が煮えたら炒めたかすを入れる
