アッサラーム・アレイコム
アラブ料理のレシピをお届けします♪
アラブ料理研究家のファラウラです。
作り方はものすごく簡単で、何個でも食べたくなるカリフラワーのスパイスフライ。
カリフラワーの概念が変わる、はずです(^^)
スマックは、アラブではシャーム地方でよく使われていて、パレスチナではスマックをどっさり使った【ムサッハン】という料理があります。また、イラクや中東のトルコでもよく使われます。
スマックとは、うるし科の実を乾燥させて粉にしたスパイスです。
色は赤紫で酸味があり、日本のもので言えば、シソの「ゆかり」に似て、梅干しのような味。
少し粗挽きなフレーク状で濃い赤紫、イラン産の物もありますが、もっとパウダー状で色も薄め、味わいが違います。

材料
カリフラワー 1房
小麦粉 100g~
ベーキングパウダー 少々
卵 1個~
スマック 小2.5~
パプリカパウダー 小2~
チリパウダー 適量
水 160ml~
サラダ油 適量
もっとお手軽に作るには
市販の天ぷら粉に、スパイス、水を入れて衣を作って下さい。
失敗なしでカラッとサクッと仕上がります。
作り方
- カリフラワーは小房に分け、2分さっと茹でる。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、卵(天ぷら粉ならそれだけでOKです)、スマック、パプリカパウダー、チリパウダーを混ぜて水で溶き、衣を作る。
- 1に2をしっかりつけ、カラッとなるまでサラダ油で揚げる。
※食べる時に塩(分量外)をつけて頂きます。
ピンクソルトや岩塩がよく合います。
スマックってどんな見た目のスパイス?
トルコ産のスマック トルコ産のスマック
イラン産のスマック 左がイラン産
右がトルコ産


子供のころは茹でたカリフラワーにオーロラソースをかけたサラダが苦手でしたが、エジプトでこのフライに出会ってから、カリフラワーが大好きになりました。
ファラウラがエジプトのバハレイヤ・オアシスでパパ、ママ、11人兄妹たちと住んでいた頃、いつもパパが顔より大きいカリフラワーをたくさん買ってきて、ママや姉妹たちがよく作ってくれた思い出の一品です。
アラブ料理教室ファラウラでも、大人気のカリフラワーのスパイスフライ、ぜひ作ってみて下さいね。
|